セーレンプラネット(福井市自然史博物館分館)

施設概要 施設概要
ごあいさつ
 青い海と白い雲を抱いた美しい地球。そこには、何億人もの人類と約1,000万種の生物が生存しています。それはあたりまえのことのように思えますが、ひとたび宇宙に視野を広げれば、生命にあふれる地球の存在が、いかに奇跡的であるかが理解できるでしょう。
 現在、地球上でさまざまな環境問題が深刻化し人類共通の課題となっていますが、今こそ、地球に生きる私たちの本当の姿を認識することが必要です。福井の先人たちは、戦災や震災など多くの苦難を乗り越えて今日を築いてきました。ここに生まれ、育ち、暮らす、私たちは、先人たちが守り育ててきた豊かな自然と歴史、文化を受け継いで、さまざまな課題に対応しながら、未来を切り開いていかなければなりません。
 本施設は、人類のたゆまない探究で見えてきた宇宙の仕組みや、地球が宇宙に浮かぶ奇跡の惑星であることを共に学びあい、ふるさとを見つめなおし、すべての生命とともに生きるために大切なことを、一人ひとりが見つけだす場として、21世紀のまちづくりを目指し夢を育む人づくりに取り組みます。
 
福井市自然史博物館
当館の役割
自然科学教育の推進
 広大で謎に満ちた宇宙の魅力を「身近に」「わかりやすく」「楽しく」学ぶ場を提供することで、子供たちの夢を育む学習を推進します。また、宇宙開発や宇宙研究の情報を提供し、県内の教育機関や企業と連携して、地域の産業・技術を支える人材を育成します。
県都の玄関口の博物館
 県内外の人々が交流する公共交通ネットワークの拠点に立地するメリットを最大限に生かし、福井の魅力を創造・発信しながら、中心市街地の商業・宿泊施設や県内各地の観光施設と連携して、賑わいの創出と広域的な観光誘致を目指します。
運営について
指定管理者
令和2年12月17日に福井市議会で指定管理者の指定議案の可決を得て、
福井市教育委員会指令教博第140号により、福井市自然史博物館分館運営グループが運営しています。
​指定期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までです。
​〈福井市自然史博物館分館運営グループ〉
​代表企業:株式会社 福井テレビ開発
​構成企業:株式会社 五藤光学研究所 
ネーミングライツ・パートナー
 福井市では、市と企業との連携による博物館の充実を図るため、福井市自然史博物館分館のネーミングライツ(命名権)のパートナーを広く企業に募集しました。
 その結果、セーレン株式会社をネーミングライツ・パートナーとして選定し、館の愛称を「セーレンプラネット」に決定しました。
選定理由
 セーレン株式会社は、福井発祥の研究開発型企業として、ロケットフェアリング用資材など、航空宇宙産業用資材を開発しており、その応募理由において、「福井の産業を担い日本の科学技術創造立国を支える人材の育成」という自然史博物館分館の目標に賛同し、応援したいとしています。
 提案内容は、自然史博物館分館の基本計画に示す目標と一致しており、子どもたちの科学教育やキャリア教育、また世界に広がるセーレングループを通じたPRなど、今後の社会貢献の取組みに対し高い期待ができます。
契約期間
令和3年4月1日~令和8年3月31日
沿革
2013年7月23日
「福井市自然史博物館分館基本計画」策定
2013年9月28日
福井駅西口再開発ビル(ハピリン)起工
2014年6月27日
展示物の設計及び製作業務の開始
2016年3月31日
ハピリン及びセーレンプラネット竣工
2016年4月28日
開館