2025年04月27日
天文現象

2025年4月27日に、金星の明るさが最も明るく見える「最大光度」をむかえます。
★なぜ明るさが変わる?
金星は地球と同じ太陽系の惑星の1つで、地球よりも内側を公転しています。すると、公転によって、地球と金星の距離や位置関係が変わるため、
★最も明るくなるのはどんなとき?
金星が地球に近いとき、見かけの大きさは大きくなります。しかし、このときは金星の光っている部分が地球からはほとんど見ることができません。
また、金星が地球から見て太陽の向こう側にあるときは、光っている面を多く見ることができます。しかし、距離が遠く、見かけの大きさが小さくなってしまいます。
この、「見かけの大きさ」と「光っている面の見え方」がちょうどいいバランスとなるとき、最も明るく見えることになります。

▲ 最大光度翌日の金星(2025年2月16日)
※福井市自然史博物館天文台にて撮影
★いつ見える?どれぐらい明るい?
4月27日、金星は明け方(午前4時頃)の東の空の低い位置に「明けの明星」として見ることができます。等級はマイナス4.8等で、これは1等星の100倍以上の明るさです。
さらに、最大光度付近では、昼間の青空の中でも金星が見えることがあります。スッキリ晴れた日は、昼間の金星探しにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
※太陽を直接見ないようにお気を付けください
★なぜ明るさが変わる?
金星は地球と同じ太陽系の惑星の1つで、地球よりも内側を公転しています。すると、公転によって、地球と金星の距離や位置関係が変わるため、
- 金星の見かけの大きさ
- 金星の太陽に照らされている面の見え方
★最も明るくなるのはどんなとき?

金星が地球に近いとき、見かけの大きさは大きくなります。しかし、このときは金星の光っている部分が地球からはほとんど見ることができません。
また、金星が地球から見て太陽の向こう側にあるときは、光っている面を多く見ることができます。しかし、距離が遠く、見かけの大きさが小さくなってしまいます。
この、「見かけの大きさ」と「光っている面の見え方」がちょうどいいバランスとなるとき、最も明るく見えることになります。

▲ 最大光度翌日の金星(2025年2月16日)
※福井市自然史博物館天文台にて撮影
★いつ見える?どれぐらい明るい?
4月27日、金星は明け方(午前4時頃)の東の空の低い位置に「明けの明星」として見ることができます。等級はマイナス4.8等で、これは1等星の100倍以上の明るさです。
さらに、最大光度付近では、昼間の青空の中でも金星が見えることがあります。スッキリ晴れた日は、昼間の金星探しにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
※太陽を直接見ないようにお気を付けください